はじめに
おうち信頼性エンジニアリングと称して自宅ネットワークの可視化を進めていたが、IoTまわりはHome Assistantに集約するとよいと聞いたので導入してみた。
目的としては様々なランプ(スマートLEDや単純なON/OFFスイッチのものなど)を一元管理してボタン1つでON/OFFしたかったため
HA構築
自宅のProxmox VE環境へ以下のスクリプトを流すだけで構築OK
IPアドレスなどは構築後にHome Assistantの設定画面にて指定する感じ。
IPアドレスの固定化をしましょう。
https://community-scripts.github.io/ProxmoxVE/scripts?id=haos-vm
スマートプラグ
IKEAのVARMBLIXTやルイスポールセンPH 2/1 Tableなど単純なスイッチのON/OFFのものはtp-linkのTapo P110Mでスマート化
tp-linkはネットワーク機器周りはあまり好かんが、評判もよいのでまあいいかと
スマホでセットアップ後にHAでアカウント連携するだけで簡単にHA上で制御できるように。とてもいい。
スマート電球
IEKAのFADOなどE26やE17口金の電球が使えるものはスマート電球にて管理 もともとPHILIPS hueがあったが、買い足したのは安価なLEDVANCE SMART+のもの。AmazonにはBluetooth版とZigbee版があるので注意!
Zigbee2MQTTを利用しましたが、
- HAの設定 > アドオンにてMosquitto brokerをインストール
- HAの設定 > アドオンにてGitHubのレポジトリを追加しZigbee2MQTTをインストール
- Zigbee2MQTTの設定を行う(ここはコーディネーターによってさまざま)
- Zigbee2MQTTにてPermit joinしてZigbeeデバイスのペアリングを実施する
 ペアリングがうまくいかないときはHAの再起動などで対応
- HAの設定 > デバイスとサービスからMQTTを追加
上記の対応でZigbeeコーディネーター経由でON/OFFや色温度の変更が可能
シーンの活用
複数のメーカーのIoT機器をHAに集約できたので、シーンを設定することで部屋のすべてのランプをボタン1つでON/OFFできるようになりました

そのほか
Nature Remo E LiteやTuya製品なども管理しました。いろんなIoT機器ほしくなりますね
参考情報
機器など参考にさせていただいてめっちゃ助かりました。
(随時更新)Home Assistantまとめ : ハードウェア編(私が使用しているモノとオススメ)
yutoyazaki/hass-nature-remo
rospogrigio/localtuya